p_e_p_e_p_e の はてぶろ

Jumbo! and "Welcome Home"!

#ぺぺ旅FL2016 レポート2、Wizarding World of Harry Potter "Diagon Alley" #2

「ジェットコースター乗ったはずなのに、飛んでた。」

f:id:p_e_p_e_p_e:20160628112927j:plain

 

 

前回の記事でざっくりエリア全体についてお話しました。

 

p-e-p-e-p-e.hateblo.jp

(あら、スターを7つも頂いている。ありがとうございます!) 

 

……その中でも少し言及しましたが、

これから記す文面で、今回はアトラクションについて、現地でないとわからない感動 を舐め回すようにレポートします。

 

 

1.エントランスまで

f:id:p_e_p_e_p_e:20160628113941j:plain

 

ダイアゴン横丁入ったら奥に見えるのがグリンゴッツ銀行。

アトラクション入口はその横、写真で言う赤い丸の所になります。

f:id:p_e_p_e_p_e:20160628114122j:plain

 

ここね。

ちなみにこの写真はロッカーから出てすぐ撮った写真……

 

そう、日本にもあるアトラクション「ハリー・ポッター・アンド・ザ・フォービドゥンジャーニー(何故ダサいカタカナ表記が正式なのかはわからない)」同様、

手荷物一切持ち込みNGです(ケータイぐらいなら可能)。

リュック等は全てロッカーにしまいましょう。

カメラだけ持って行こうとしてもNG喰らいました。

 

※クルーのコスチュームも可愛かったです。上記の写真右下に少し写り込んでいますが、みんな銀行警備員の服を着ています。

 

2.Qライン

内装については過去記事を御覧ください。

 

p-e-p-e-p-e.hateblo.jp

 

 

 

f:id:p_e_p_e_p_e:20160628134935j:plain

 

☆の部分がドラゴンのいる場所、その少し上がエントランスとなります。

フォービドゥンジャーニー同様、一旦外に出て、エントランス付近に戻ってきたら、あの有名な以下の写真のような場所になります。

 

 

f:id:p_e_p_e_p_e:20160628135100j:plain

 

内部はこんな感じです(雑だなおい)。

シングルライダーあります。けど、混雑状況によっては実施していません。

 

緑色の点線部分が大広間になります。

☆の場所でなんだかよくわからないゴブリンがゲストに話しかけています。

そのまま進むと●がありますが、ここで写真撮影しています。

(ライドフォトは無いので記念撮影的な。ちなみに「(銀行口座開設?の為の)身分証明書の撮影 みたいな感じです、購入はアトラクション出口のストアにて購入可能。オンラインからも確認可能(当日限定))

 

記念撮影が終わると長い長い通路を進みます。

時折壁にはハリーたちの影が出てきて「どうやって金庫へ侵入しようか?」と話し合っています。

 

そのまま緑の四角い場所へ進みます。

ここでビル・ウィーズリーと会い特別に地下へ案内してくれる事となります。

 

(これもYouTube参照ください)

 


Bill Weasley's Office - Escape From Gringotts Ride, Universal Orlando

 

 

3.エレベーター

 

上記の地図の赤い四角で緑に塗りつぶした場所がエレベーター。

金庫は地中深くにある為、このエレベーターに乗って地下へ潜っていきます。

 

これについてはYouTubeに動画があり、かなり綺麗に映っているの御覧ください。


Harry Potter and the Escape from Gringotts elevator ride in Diagon Alley at Universal Orlando

 

〜エレベーターの演出〜

 

映像から分かる通り、地中深く潜っている様子をエレベーター上部四方にあるスクリーンで鮮明に描いているのがわかります。

(この映像見てから行きたくてたまらなかった。)

 

さて少し話が脱線します。

 

「アトラクション エレベーター 演出」 で思いつくものと言えば 、

東京ディズニーシーにある センター・オブ・ジ・アース ですよね(?)

 

センター・オブ・ジ・アースのローディングエリア(ライドに乗る場所)はアトラクションエントランス部分より上階にあります。

しかしアトラクションの物語としては(グリンゴッツよりも更に)地中深くの場所へ行く為、みなさんご存知の ◁エレベーターそのものは上昇しているが、下降しているような演出 ▷ となります。

(エレベーターに乗る(この時点では上昇下降不明)

 →ビークル(乗り物の事)乗る

 →ビークル乗った場所と同じ階層で降りる

 → 「楽しかったね〜!」と言いながら 階段で下る 

 →出口 

という事から、必然的に先にエレベーターで上昇していなくてはならない為)

 


東京ディズニーシーセンターオブジアース乗車前のテラベーター

 

話を戻します。

私がグリンゴッツのエレベーター映像を見た時に思った疑問が

このエレベーターは上昇しているのか?下降しているのか?」。

 

その答えはアトラクションを出るまでわからないものなのですが、

正直1回目乗っただけだと、メインショーの印象が強すぎてそれどころじゃなかった←

 

なので2回乗りました。*1

 

エレベーターは上昇?下降?

答えはどちらでもない」。 

 

その理由は以下から考えられます。

  • エレベーターに乗る → 階段で登るビークル乗る → ビークル降りる → 「なんだこのアトラクションは……」と言いながら階段を下る という事から、最初にエレベーター乗った時点で上昇しても下降しても辻褄が合わなくなります。
  • 「部屋ごと下降する」事はアナハイムホーンテッド・マンションのストレッチングルームで体験する事が出来ます。何故なら線路の下をくぐる必要があったから(分かる人はわかる。この辺の解説もそのうちします。)さて、「Escape from Gringotts」に話を置き換えると、別に道路が通っているとかそーゆーことは無いので 下降する必要はありません。ならば上昇しているのか?それは既述の通り、上昇していれば更に階段で登る必要もないと断言出来ます。

 まぁつまり、フロリダ版、東京版のホーンテッド・マンションと同じで それっぽい演出 という事になります。

がしかし、実はこのエレベーター、映像だけかと思いきや、映像に合わせて確か風も吹いていたし、何より部屋ごとバウンスしていました、それもかなりのバウンス。10cmぐらいバウンスしてたんじゃないかな?なので余計に何がどうなっているかわからないけど、確実に自分は地中深く降りて行っている気がする演出としては抜群でした(エレベーター乗って酔うとは思わなかった)。

 

f:id:p_e_p_e_p_e:20160628135257j:plain

 

エレベーター降りたら3Dゴーグルを受け取り、

結構な階段を登っていよいよビークルに乗り込みます。

 

(そう言えば3Dメガネを着用するジェットコースターって事を今まで言い忘れてた気がした←)

 

 

4.ライドの仕組み

 

ライドは2両編成、1両に4人×3列 なので、一度に24人乗り込めます。

ビッグサンダーマウンテンは2人×14列(ウル覚え)で28人乗れるので、そう考えると結構ゲストの回転は良いです。

 

ライド自体にスピーカーがついていて、ビークルがスタートした時からゴゴゴ……っていう、とても不気味な音が鳴り響きます。

 

 座って驚いたのが安全バー。

通常、お腹から太ももぐらいに掛けて固定されるのが一般的と思いますが、グリンゴッツのビークルについては画像のようにスネにもバーが来ます。

その為、絶対に立ち上がることが出来ない仕組みになっていました。

 

f:id:p_e_p_e_p_e:20160628135412j:plain

 

※その後、別のアトラクション「Revenge of The Mummy the Ride」に乗ったら同じ形状の安全バーでした、というかこの2つのアトラクション、たぶんコースレイアウト違うだけで基本構造同じだ… それについても後日談で。

 

さぁ、いよいよグリンゴッツ銀行の最深部へと進みます……

動画がありますのでコチラをどうぞ(たぶん載っけたところで何が起きているかわからないはず)。

 


Harry Potter and the Escape From Gringotts Full Ride POV - BEST AVAILABLE

 

この動画で、何が起きているのか?それを以下に解説します。

(ネタバレ死ねって方はすっ飛ばして下さい。)

 

 

冒頭:ベアトリクス・レストレンジからの攻撃

線路を壊されるという設定で、呪文を受けている間、ライド自体が下に45度ぐらい傾きます。そのまま暗闇を突っ走ります。

 

中盤1:ガーディアン襲撃

ゲストは侵入者という事でガーディアンが襲ってきます。この時、レールごと下に傾いて落ちていく演出が結構怖かったです。

※この事から、ビークルは平面360度回転する物の、垂直方向の回転は出来ない事がわかりました。

 

中盤2:ヴォルデモート卿とベアトリクスの来襲

この時も吹き飛ばされます。ビークルは360度回転可能なのでくるくる回りながら溶岩地帯へ。

 

終盤:グリンゴッツからの脱出

最初は進行方向から左に90度向いた状態で到着するのですが、途中ハリーたちが登場し、ハリーたちを目で追っかけていたら次第に進行方向にビークルが元通り、ハーマイオニーの呪文でビークルとドラゴンが鎖で繋がりそのままドラゴンに引っ張られて脱出というお話(ちなみにビークルは時計回りでくるくる回りながら軽く上昇)。

 

ちなみにコースレイアウトはこんな感じの模様。

http://1.bp.blogspot.com/-8bCf43ctfjc/U8SGXNoDB-I/AAAAAAAADBQ/vsXM6FenJUQ/s1600/escape+from+gringotts+layout.jpg

 

6.まとめ

 

またしてもユニバーサルスタジオのテーマパークは大変なことをしてくれました。

このアトラクションに乗った時の感覚は、初めて「〜Forbbiden Journey」乗った時の衝撃と同じでした。

フォービドゥンジャーニーは「ハリーと一緒に空を飛ぶ」事が実現し、ディスニーでは絶対に味わえないスリルと感動を覚えました。

「〜Escape from Gringotts」では、ローラーコースタータイプのアトラクションとしながらも、ライドが360度横回転+3D効果 で、「きゃりーthe Ride(VRコースター)」とは違った別次元ライドが完成したと思っています。*2

 

何より、ホグワーツ校を本当に作ってしまったのと同様、グリンゴッツ銀行を本当に作ってしまい、かつアトラクションのスリルと感動で没入感200%に達した私としては、人生でこれ以上のテーマパーク体験があるのか、と疑問に思ってしまうレベル、それぐらい、このアトラクション含めた「Wizarding World of Harry Potter」は恐ろしい場所だと思っています。(移動手段=アトラクション である ホグワーツ特急についても後に書きますが、これも含めて最高の体験をしました)

 

※上海勢「イイからカリブとトロン乗れよ」ってのは、わかっているので、そのうち行きます……

 

7.余談

 

また、日本の皆さんが気になるのは、「ダイアゴン横丁(グリンゴッツライド)」は日本に来るのか?」という事だと思います。

 

つい最近、ミニオンライドの導入、及び、ユニバーサルスタジオと任天堂の提携の話が盛り上がる中、個人的には少なくともこの先5年〜10年は導入は無いのでは、と思います。

 

USJが集客するアイテムとして今もハリポタを大活用しており、それは今のエリアだけでも充分と考えられます。また、小出しのアップデート(アトラクション3D化、インタラクティブワンドの導入等)で数年は問題無さそうな感じも。

参考:【USJ】 新規ゲスト獲得は現状まだまだ「ハリー・ポッターエリア」頼み? | Ni-gata Traders ?

 

なので、あり得るとすれば、ミニオン → マリオ → ダイアゴン横丁? の順番かなぁ。

がしかし、もう一つ問題があるとすれば 土地 。

TDL同様、USJも中々狭い土地に作っているのは皆さんご存知。

 

しかし、現在、フロリダにしかダイアゴン横丁が無い事から、思考の幅が広がりませんが、北京に出来る予定の ユニバーサルスタジオ北京 には既にダイアゴン横丁と思われる施設がコンセプトアートからあるのがわかります。

www.latimes.com

注釈画像はコチラ→Wizarding World of Harry Potter land - LA Times

 

このことから、もし作る場所を問わないのであれば、何かしらの施設を潰せば…

あああああああああああああ考えても尽きないのでやめます。←

 

次回はホグワーツ特急について。

*1:連れはお留守番。ちなみにアイスを食べていた模様)。

 

*2:「エレベーターに乗って地下へ下る」「何者かに襲われる/襲われそうになる」「外部要因で地下→地上へ脱出」って事は、これつまりユニバ版センター・オブ・ジ・アー(ry

否、グリンゴッツはグリンゴッツです。最高オブ最高。