p_e_p_e_p_e の はてぶろ

Jumbo! and "Welcome Home"!

SHDR=中国 での 生き方(気持ち的な面) #ぺぺ旅SH2017 #5

あくまで私たちの実体験を基にお話します。

写真はありませんが読んで損はないと思いますし、後から後悔してほしくないので読んで欲しいと願うばかりです。

 

東京ディズニーリゾートでショー待ちをしていると、キャストはこうアナウンスをします――

「空いているスペースには、あとからいらっしゃるお客様をご案内させていただく場合がありますので予めご了承下さい。」

 

これはその通り、キャストからすれば一人でも多くのゲストを座らせたいという思いも然ることながら、『後からずかずか入り込まれて嫌な思いをしたくなければ今のうちから詰めて座ってください』という意味も少なからず含まれているのかなと思います。

 

日本人であれば良くも悪くも優しいのであまりそういった場面は見受けられませんが、私達でない他の誰かはそうもいかず、「あそこ空いてるから座ろう、大丈夫周りは少しはどいてくれる」といった感じで極稀に見ます、特にこの時期は。

 

彼らは、日本からすればマイノリティですが、例えば私達のように「上海ディズニーランド(以下SHDL)行きたい」といって中国本土に降りれば、今度は私達がマジョリティとなります。

 

私達、日本人目線での、中国本土の彼らの国民性を、実体験を基にご案内します。

 

0.前置き

なぜこんなことを書こうと思ったか。

もちろん、SHDL自体はそれは新しい体験ばかりで個人的には行った甲斐のあった旅でしたが、【無理な人は無理】と実感したからです。

人種差別的発言は今回避ける為にもあくまで個人の実体験を列挙する形で終えますが、ごく一般的な遊び方をすれば避けられない事案に対して受け入れられるかそうでないか、信じるか信じないかは貴方次第(とすると意味が変わってくるけど、まぁいいか←)

 

1.距離感が近い

今のSHDLのEチケット級のアトラクションは少なく、1つでもダウンすると他のアトラクションが大変な待ち時間を記録します。

 

特に私達が一番初めに乗ったアトラクション=カリブの海賊でしたが、午前の早い段階からダウンしてましたが、午後イチ、偶然にも私達が入園したのとほぼ同時に運営再開となり一目散に並びましたが待ち時間は90分待ち(通常、待っても60分)。

 

するとどうでしょう、多くのゲストが駆けつけた為、なかなかのぎゅうぎゅう詰め。例えて言うなら『新宿の通勤時間帯の駅のホーム』並の人。東京ではまだ人一人分ぐらいの間隔がありますが、彼らはとことん詰めてくるのでしょっちゅうぶつかります。譲り合いという言葉はどこ吹く風。

 

2.抜かそうとする

具体的な事例を上げましょう。

ピーターパン空の旅

乗り場のイメージは日本で言う「プーさんのハニーハント」。1番、2番…って並ぶけど、ライドに乗り込むゲートは一つしかなく、言ってしまえば「後ろに並んで」た人が「前の席に割り込む」事も容易です。

件のアトラクションではそれが起きました。

正直、呆れて物も言えない気持ちになりました。そんなに長い時間待ったわけでもなく、なんなら5分待ちだったので別に良かったですが、状況によってはブチ切れてたかもしれません。

 

②イグナイト・ザ・ドリーム

夜の花火のショーです。

始まる40分前ぐらいから場所を探し始め、湖面にお城が反射する、少し遠目でも最前であるいい場所を確保しました。

するとどうでしょう、恐らく遠足と思われる子どもたちが、そこどけと言わんばかりに最前を奪いに身体を押し当ててきます。中国語を理解できないので何言ってたかわかりませんが、たぶん「さっきまでそこにいたからそこで見たい」とかそんな感じです。

確かにさっき場所を探していた時に彼らは最前列にいましたが、しばらくすると別の場所へ移動したので私たちは最前列で場所をとりました。

その場所に対して「さっきまでいたからどけ」とは傲慢不遜。

夜になると私もだいぶ彼らに耐性が出来たので、そんなの曲がり通すわけにはいかないと、とりあえずガン飛ばして1mmも譲りませんでした。

 

3.その割にやる気が無い

乗りませんでしたが、カヌーがあります。

どのパークでもそうであるように、漕いでいる風景はバッチリ見えます。

しかしSHDLでの待ち時間は50分以上!あんなにぎゅうぎゅう詰めな列に1時間近くも、しかも気温8℃ぐらいで、そこまでしてカヌーを漕ぎたいのか…と……

 

やはりそんな条件だと、どんな表情で漕いでいるのか気になり、いざ乗っている風景に目を向けると、驚くほど楽しくなさそうで、驚くほど漕いでない。

 

誰もが思った事をあえてクチに出せば、お前らなぜ並んだ。

 

4.みんながみんな、そうじゃない

これはキャストのお話。

事前情報や風の噂で、英語はそれなりに通じるという事をご存知な方も多いのでは。

実際その通りで、なんなら東京キャストよりも割合で言えば多かったと思います。

その点ではキャストとのコミュニケーションはそこまで心配ないかと。

 

英語の話もそうですが、一般的な対応について。

 

日が落ちて夕食を食べようとピノキオのレストランに入ると、日本でもお馴染みの席探し難民で溢れかえっています。

ただ、席がないというよりかは、みんな自分の荷物を椅子やテーブルにテーブルに広げてるのでどいてもらえればOKなのですがどう声がけしていいかわからず。

うろうろしてると、ホール係りのキャストが「どうしました?2人?」的なテンションで声かけしてくれました。

 

ここで「Two」と答えたのでキャストは前述の心境を読み取ってくれて、荷物を広げてたゲストにまとめるよう言ってくれて座ることが出来ました。

 

食べ終わってレストランを出るときも良い笑顔で挨拶してくれましたので、捨てたもんじゃないなと実感したお話。

 

5.心得ておくと良い事

帰りの飛行機に同乗した在日上海人の方曰く、「彼らは心が貧しいから小さなことでも必死になる、心が狭いのは心が貧しいから」と言っていました。

 

確かにあれだけ国民の数が多ければ一人ひとりも生き残りに必死なのか、その国民性を目と鼻の先で感じました。

 

先にも言いましたが、「彼らは、日本からすればマイノリティですが、例えば私達のように『上海ディズニーランド行きたい』といって中国本土に降りれば、今度は私達がマジョリティとなります。」。

舞浜によく来る皆さんであれば一度は体験したことのある外国人対応、あれがパークにいる間は常時発生しているわけであります。

それに耐えられないというのであれば、正直メンタルやられてもおかしくないのでオススメはしません。

 

あの場所では、良いものは良い、ダメなものはダメ、そしてそれを譲らない事、それさえ心がければとても楽しいパークになることでしょう!