カンベアは不滅(物理的に) 〜Country Bear Theater Blog Advent Calendar 2018〜
ハウディ、こんにちは、ようこそこのブログへ。
楽しく過ごしましょう、クリスマスまでのこの企画。
ユーキャン (@yuucanium) | Twitter 発信のアドベントカレンダーイベントでの記事です。
カンベアへの愛の叫びのメインディッシュはこの後色んな人が料理を準備してくれると思うので、
私は食前酒ということで、早速。
題:カンベアは不滅(物理的に)
0、題の意味するもの
カンベアのことについて言えば私は私自身をニワカだと思っています。
サンボネッツを右から順番に正しく言えないので。
キャラクターやBGSといったソフトついてはそこまで詳しくないとすれば、
ハードである建物の地理的なお話をしようかなと思います。
後述しますが35年間、1つの建物がそこに在り続けるということは凄いことなのです。
1、劇場は見るためのもの、だけじゃない
カンベアを好きというあなたはきっとよほど神経の使う混雑日になんか行かないことでしょう(語弊)
ですので混雑日のカンベアがどうなるかというお話。
1.混む
2.盛り上がる(主に手拍子)
3.劇場として機能しなくなる
1.混む
どの程度混むかというと、場合よっちゃ次回ショー待ちが発生するということ。
もちろん次回ショー待ちする価値が無いというわけではなく、そこまで気を張らないのんびり感がいいのではないでしょうか。つまり混む(?)
2.盛り上がる
より多くの人が入ればその分手拍子足拍子をご一緒にされる方も増えるのでは?きっとそのへんは はたろう が喋ってくれるので割愛。
3.劇場として機能しなくなる
カンベアのすごいところの一つだと思っています、なかなかこういう施設無いのではないでしょうか。つまるところ導線確保です。
この写真はカンベア(の入っているハコ)を上空から見た写真です。この記事を読んでいいるあなたがパレード待ちの地蔵をしているところもバッチリ写っていますね。
さて、入り口と出口はおおよそここでしょう。なかなかいいポジションに入り口を構えているのですが、目の前がパレードルートなので先程の混雑日なんかはこの正面入口は完全に塞がれていることが大半です。
ですのでこんな事象が発生します。
黄色のぐしゃぐしゃがパレードルート、赤いぐしゃぐしゃがパレード鑑賞エリア。
ご覧のようにカンベアに行くルート、というよりかはアドベンチャーランド方面からウェスタンランド方面へ向かうルートが完全に塞がれてしまっています。
東京ディズニーランドはパレード集客を当初から見込んだことも有りこのあたりの導線確保は他のパークと比べても設計されているはずなのですが、それでも確保できない部分もあったわけです。
話を戻して、密林地帯から西部イチの暴れん坊に乗りたい人々はどうすればいいのかというと、この状況から向かうべき方法は2つありまして。
一つはシアターのエントランスホールの内外で完全に一方通行にしてしまう方法。
A/L→W/Lをエントランスホール外から通し、
W/L→A/Lをエントランスホール中を通す。
この場合のデメリットは、アドベンチャーランドからこの状況下でカンベアに行くには一旦エントランスホールを完全に通り過ぎてからじゃないとカンベアに入ることができないこと。
2つ目はシアター内ぶっち作戦のこと。
まぁかくいう私も混雑日にはパークへ行かない派なのでこの実例は一度しか経験したことありませんがこういうのを見つける為にも混雑日のパークに足を運んでみてはいかがでしょう?
2、絶滅危機はあったのか
先にも述べたようにカンベアは35年間そこに鎮座し続ける建物です。
思い返せばクローズした施設なんて数え切れないほどあるのでしょうが、そんななかでもきっとカンベアもクローズするかもしれない危機があったに違いありません。
これはあくまで既成事実を基にしたみんな大好き妄想であり時間を過去にさかのぼりますが、
当初東京ディズニーリゾートの大規模拡張計画が「正式に」発表されたのは2014年10月30日のことでした。
ここのリリースにある内容は実現したものと実現しなかったものがそれぞれありますが、個人的に一ヲタクとして忘れていなかったのは「レストランの更なる充実の例」という箇所。
今でこそ解像度の悪い写真しか見つけられていませんが、
この窓の奥に見えるのはイライアスホテル。
そう、ちょうどカンベアの反対にある建物がこの位置から見えることを想定したイメージアートになっていますが、つまるところ下の写真辺りの再開発が2014年段階であったことは間違いないと思われます。
黄色い星がイライアスホテル、緑がイメージアートから見える位置関係、青が再開発される可能性があった場所。
もしこの青の位置全部がレストランじゃなかったとしても、パレード中の動線を考えると恐らくその周辺施設にもなんらかの影響を及ぼしかねず、且つ2014年というと31周年であり、これと同時に公開された初期の新ファンタジーランド計画の時点で各種古参アトラクションのクローズ、移設はほぼ確定となった中で、上記のイメージアートが出たことからも「もしかしたらカンベアも…?」と懸念した人も
多いはず(でもそんなことももう4年前ですよ奥さん)。
3、支えるのはゲストの皆さん
時が経ちThe大人の事情で新ファンタジーランド計画は大幅な変更になることとなりましたが、この変更と共に先のイメージアートも無かったことになりました。
と同時に、この頃カンベアの施設とは関係なしにカンベアのイベントといえば…
1、ハピネスイズヒア停止VerでCome Again!が使われる
2、その間も諸々きっとイベントがあったはず
3、33周年でついにカンベアがモチーフにされる※1
4、オリエンタルランドが味をしめてその後カンベア商品を連発し始める
※1 33周年記念グッズとして発売されたヘンリーのぬいばは2日で完売とかだったかな?
その後レギュラー商品化したけどその比較写真はこちら。
どっちがどっちか?カンベア愛に溢れている貴方なら言わずもがな!
ハピネスイズヒアでちゃんとパークをモチーフにショーを構成されたことを考えると本当に涙が出るし(それを最上の形で表現したCelebrate! TokyoDIsneyland を1年未満で終了させるオリエンタルランドは本当にク)カンベアの商品なんて90年代前半にしか売っていかなっただろうからそうすると二十数年ぶりの展開の仕方だし、と考えると、ここまで特にSNS(というかTwitter?)でカンベアカンベア言っているのってここ数年の話なんですよね。
賢いヲタクどもは「今!ここで!グッズを買えば!オリエンタルランドは今後もカンベアのグッズを売り続けてくれる!」と2016年当時思ったことでしょうし、それが現実なったんだからヲタクって怖い(怖い)。
ですので、生かすも殺すも全て我々ゲストであることは間違いありません。
そしてこれからもずっとカンベアはそこにあり続けて欲しいと願っています。
カンベアは不滅!Come Again!