p_e_p_e_p_e の はてぶろ

Jumbo! and "Welcome Home"!

Celebrate! Tokyo Disneyland は「プロジェクションマッピングのショー」ではない

 

ハッピーホリデー!

 

今年も ユーキャン (@yuucanium) に多額の現金とシルバニアファミリーを積まれてしまった、くず (@u_z_u_k) です。

 

ソアリンのオタクなので、以前書いたブログもよかったら読んでください(主人のアカウントで書いています)。普段はハムスタージャンキーをしています。

 

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さて、Celebrate! Tokyo Disneyland (オワコン)です。

 

 

非常に短命なショーでした。

【公演期間】

2018年7月10日から2019年4月26日

プレスプレビューの日、私たちは東京ディズニーランドの中心、プラザテラスにいました。やっと、待ちに待ったショーを見たその時のことを思い出すと、今でも余裕で泣けてきます。


端的に申し上げると、私にとって Celebrate! Tokyo Disneyland は、単なるプロジェクションマッピングのショーではありません。このショーは東京ディズニーランドそのものであり、鑑賞しているゲスト自身がショーの主人公であると感じています。

その理由や見どころなどを綴りたいと思います。ちなみにもう公演はしません。

 

1.ショーの概要と構成

ショーは20分弱、キャッスルフォアコート及びプラザで行われるナイトタイムスペクタキュラー。1日1回から2回公演です。オープニングで指揮者のミッキーがシンデレラ城のバルコニーに現れ、音楽に導かれながら東京ディズニーランドをぐるっと1周するストーリー。ちなみにアドベンチャーランドから時計回りなので、風間くん推奨コースです。

 

ここでいくつかポイントをお伝えします。

 

(1)ショーの開催場所は、「キャッスルフォアコート及びプラザ」です。キャッスルフォアコートだけじゃないんですよね。映像がシンデレラ城に映るのですが、正直プラザの場所次第では映像が見えない所もあります。

 

でもこれ、

 

見えなくてもいいんです(?)

 

なぜならば、映像が見えなくても余裕でショーを感じることができるからです。

 

私の鑑賞場所実績をご覧ください。

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見れば見るほど映像は見えなくなりました。

映像以外の効果として、噴水、プラザの木々の光の演出が大部分を占めると思うのですが、これだけを見るのも非常に面白い。特にトゥモローランドスター・ツアーズのシーンでは、プラザテラスの木々は白くライトアップされます。ショー開催時間は辺りが真っ暗なので、宇宙空間に浮かぶたくさんの星のように見えるんですね。この星々をファルコンの重低音を聞きながらぼんやり眺める。涙です。

 

(2)ナイトタイムスペクタキュラー。プロジェクションマッピングじゃないんです。

スペクタキュラーの意味は「壮観な様、華やかな様」。ちなみにジャンボリーの意味は「どんちゃん騒ぎ」。入試には出ません。

マッピングがメインではなくて(もちろんメインのように感じますが)、プラザとかその辺の色々なものを含めて、Celebrate! Tokyo Disneyland なんですね。色々なものについては後述します。

 

(3)夜のこんなに遅い時間に東京ディズニーランドをぐるっと1周します。みなさん何時からパークで遊んでいますか?前の日の夜から移動して来てる人もいるかもしれません。でもこのショーは夜にしかできないんです。色々いじいじして同じテーマのショーを昼にやっても全然ダメ。これは夜にやるから効くんです。これも詳しくはあとで話します。

 

2.ショーの内容を詳しく

(1)オープニング

様々な楽器の音が聞こえ、演奏会の始まりを予感させます。グーフィーが指揮者のミッキーを紹介すると、演奏会がスタート。最初の曲はなんと「Tokyo Disneyland Is Your Land」!涙腺崩壊待ったなしです。

 

そしてメインテーマの「Let the Memories Begin」(5000億点)。子どもたちがディズニーランドのアトラクションで遊ぶ様子が映し出されます。サムクレメンズ砦〜!

 

(2)アドベンチャーランド

チキルーーーーーム!!!しかも今のアトラクションでは使われていないメインテーマ!!!かつて(足休めに)よく利用した方は「懐かし〜!」ってなりますよね。なりました。

ジャングルクルーズの船に乗ったミッキーは、ジャングルの神殿で不思議な光景を目にします。まさにアトラクション通りのストーリーですね。

次はカリブの海賊。トーキングスカルの声がします。ちなみに主人ではありません。

 ちなみにこれアトラクションリニューアル前の音源ですね…

炎を背景に、ミッキーも海賊として闘います!シルエットかっこいい!!!

 

(3)ウエスタンランド

蒸気船マークトウェイン号です。ここ、このショーで私がかなり好きなポイントです。「Color Of The Wind」にのせて、アメリカ河の四季を描いています。自然に溢れるあの河の一帯は、常に生長をしているため同じ景色を見ることは二度とありません。アトラクションに乗りながら、そんなことを感じられるんですね。

 

しんみりしてると、突然軽快な汽笛が聞こえます。ビッグサンダー・マウンテンです。しかも〜!カントリーベア・シアターの熊たちが乗ってるではありませんか〜!!!(カンベアアドベントなので)楽曲は「Come Again」。これも指揮者のミッキーが1番彼ららしい曲を選んだのかもしれないですね。ダイナマイトが爆発してこのシーンは終わり。ちゃんちゃん。

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(4)ファンタジーランド

ファンタジーランドの最初のシーン、後方からだとすっごい見えづらいんですが、シンデレラ城の通路にカルーセルに乗ったミッキーとミニーが見えます。めちゃいい。ここすっごい好きです。

所謂マジックキングダムパークのエントランスから1番遠いところにあるファンタジーランド。お城の通路を抜けると広がる夢の世界です。それをほんの5秒ぐらいで表現しているんです。めっちゃやばい。すごい。とにかく語彙がない。

プリンセスのシーン。メインアートにアリエルいたのに出てこなかったよね。

シンデレラのシーンの噴水が好きでした。このために城脇でよく見てた。ブルーにライトアップされて、すごく高くあがる噴水。お城の装飾?お城そのもの?綺麗でした。

そしてホーンテッドマンション。優勝です。城前両サイドの塔にはゴーストホストとメデューサも映し出されます。ゴーストたちの舞踏会、ケーキの蝋燭の炎を消して、まさにアトラクションにもう1度乗っているような感覚です。

(5)クリッターカントリー

ホーンテッドマンションのおどろおどろしい雰囲気そのままに、チカピンヒルのシーンになります。ここですごく好きなのは、ホーンテッドマンションにいる死体の花嫁の鼓動が、スプラッシュ・マウンテンのボートに乗っているミッキーの鼓動に変わるところ!すごくいい!ミッキーが乗ったボートはそのままいばらの茂みにドボン。

 

(6)トゥーンタウン

「天国と地獄」なんて、まさにトゥーン!一気におかしげな雰囲気になって、全てがはちゃめちゃ!ロジャーラビットの楽曲も流れます。ここでプラザの木々を見てください(もうやらない)。赤、黄、青の愉快なライティングです。ミッキーが手を振る方向が光ります。そんなミッキーはというと、最終的にトゥーンに飛ばされてしまいます。

 

(7)トゥモローランド

「Miracles from Molecules」。パレードを3rdで待つとよく聞こえてくる曲です。このシーンも私、かなり好きなんですが、

こ こ ! ! !

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かなり分かりづらいですが、まさに私たちは今!ここに立っているんです!!!さっきトゥーンに飛ばされたミッキーは宇宙(トゥモローランドの入り口)まで来てしまったんですね。

歴代のポスターが並びます。ミート・ザ・ワールド、ビジョナリアム 、スカイウェイ、ミクロアドベンチャー!、グランドサーキット・レースウェイ…懐かし……

ミッキーはバズ・ライトイヤーアストロブラスターに迷い込みます。ここのレーザーのザーグがめちゃめちゃかっこよかったんだよ…見て…(もうやらない)

そしてスター・ツアーズです。宇宙空間をファルコンが飛びます。先述したシーンですね、本当にいいシーンです。

 

(8)エンディング

パークを1周し終えたミッキー、さすがに疲れたようですが、目の前にレバー(?)があれば、回さざるを得ないのがアニメーション(トゥーン)の宿命です。ぐるぐる回すと…イッツ・ア・スモールワールドの曲とともにポップコーンが溢れてアトラクションのファサードが現れます。クロックタワーの真ん中からは35周年のロゴが現れて、ティンカーベルが現れると、東京ディズニーランドの様々なアトラクションやシーンが蘇ります。

 

ミッキーがパークを1周回って楽しんだように、私たちも今日1日、東京ディズニーランドを楽しんできました。今日初めて来た人も、何度も来ている人も、その体験や思い出は様々です。様々ですが、これまでミッキーが見せてくれたシーンを自分の思い出と重ね合わせて見ない人はいるでしょうか?かなりの高確率で自分事として鑑賞していると思います。だからこのショーは夜開催なんだと思っています。1日たっぷり遊んで、ヘトヘトの身体によく効くんですね。しかも過去のシーンや楽曲、これも複数回来園している人によく響きます。鑑賞している人の東京ディズニーランドでの思い出全てがこのショーを構成しているんですね。

 

ミッキーがバルコニーに現れ、このセリフでショーは終了します。

 

「ここは、夢が溢れる最高に幸せなところさ!」

 

 

3.まとめ

さて、これまでの要点をまとめます。

 

・Celebrate! Tokyo Disneyland は「プロジェクションマッピングのショー」ではなく、「東京ディズニーランドを体験した私たちのショー」である。

 

・鑑賞方法は様々、映像が見えなくてもOK

 

めちゃくちゃ泣く

 

といったところでしょうか。

このショーを東京ディズニーランドで開催してくれたことに感謝しかありません。私たちはディズニーのコンテンツを享受しながら育ち、ずっと感動を貰ってきました。東京ディズニーランドの35周年を一緒にお祝いし、アトラクションの歴史や楽しさに触れ、これ以上の喜びがありますか?素晴らしいお祝いだったと思います。上演時間おおむね35年。

 

 

最後に、今年もカンベアアドベントに誘ってくれたユーキャンにありがとう。写真はほとんど全て主人 ペペ™銀河共和国民/迷惑行為ボーイ (@p_e_p_e_p_e) と ロードよき (@Qyixon) にお願いしたものです。毎回ゲロゲロ泣きながら見ていたので写真が皆無、大変助かりました。

そしてこれからもカンベアのファンの皆様が素敵な手拍子足拍子ができることを祈っております(?)

 

素敵なクリスマスを~!カンベアの内容がほぼないのに長くてごめんね~!

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